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「この求人、まったく見られていない?」という時の対処方法

リクルート代理店、マイナビにて求人広告の制作に携わり、約10年 制作畑にいたワタクシ、ちむ子。
なかなか反応が出ず、修正に次ぐ修正。もうこりゃアイデアが尽きましたわ…という所まで追い込まれた経験なんぞ、何千回と経験済み。
そんな私の備忘録。良ければ参考にしてください。

とりあえず真っ先にやるべきことは…?

「求人広告へ掲載をしたけれど応募が来ない」
このド定番の悩み、みなさまどのように解決されていますか?

パターン1 写真を変更して、見た目の印象を変える!

ふんふん、いいですねぇ。

パターン2 休みの多さ、残業の少なさをアピールしまくる!

はいはい、ありよりのアリです。

パターン3 苦肉の策だけど、もういっそ給与を上げる!

ほーほー、素晴らしい!

パターン1~3まで全て間違っているわけでもなく、かと言って、これをやれば正解!というわけでもありません。
ただ、とりあえず真っ先にやるべきことがあるんです。
そう、それが反応分析

そんなの、あたり前田のクラッカー!という方もいらっしゃるかと思いますが、ここはグッと堪えて読み進めてください。(ギャグが古いって?まだ私は30代前半です)

さて、反応分析をどうするべきか、書き出したら記事がとめどなく続いてしまうので、これだけはとりあえず見て!という数値だけお伝えします。

そう、それはプレビュー数
少なくとも1ヵ月に1度くらいは、プレビューがどれだけあるかを確認してみてください。(1週間程度で判断するのは危険です。統計をとるためにも、一定期間、反応を見てみましょう)

エリア・職種によって効果の度合いは異なりますが、月間300PVを下回る場合は手を打つ必要があります。また総PV数が多い場合でも、前回より少ない・PVが落ち続ける一方という場合には検討が必要かもしれません。

ここまでのまとめ


プレビューが悪い!でも修正の時間がない!…というあなたへ

1ヵ月を目安にPVを見たら、300PV以下しかない上に、前回よりガッツリPV数が下がっているよ~!
し、しかも今、忙しくて修正対応する時間も、気力もない…。

胸が痛くなるほど、そのお気持ち、分かります。
だからこそ、私から提案です。

とりあえず、職種名だけ変えませんか?キャッチでもいいっす。

変え方のフローとしては下記のようになってございますので、①から順を追ってチェックしていき「ここだ!」と思ったタイミングで新しい職種名・キャッチをひねり出してみてください。
※記載ルールは各媒体によって違うため、詳細は各媒体へお問い合わせください。

チェックフロー

募集中の職種は… A「集まりやすい」? B「集まりにくい」?

事務系職種、企画系職種、広報、ルート営業などが、一般的に集まりやすい職種でしょう。また高収入を得られるなど、付加価値のある職種は応募数を集めやすい傾向にあります。

A「集まりやすい」場合

そもそも集まりやすい職種なのにPV数が少ない場合、考えられることは…
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(1)応募が集まりにくいエリア
(2)土日休みではない
(3)極端に給与が少ない
(4)採用ハードルがかなり高い
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などの要因が想像できます。(たぶん、他にもいっぱいある)

(1)の場合

・〇〇市街地から車〇分!
・10:00スタートで通勤ラッシュとは無縁
・UIターン歓迎&寮完備

といった文言を職種名やキャッチなどの目立つ場所へ追加することで、求職者へ「意外と通いやすいじゃん」「通勤、大変じゃないかも」「寮完備なら引っ越そうかな」といった感情を沸かせることが可能です。

ちむ子は、過去に、あえてキャッチへ「〇〇町に、こんないい仕事が!?〇〇市街地から〇〇分だから意外と通いやすい!」といった感じで、企業にとって弱点だった【通いにくいエリア】という情報を前面に出しました。
その結果、かなりの田舎に二桁以上の応募数が集まり、反応アップに成功しました。

(2)の場合

・平日休みのメリットを書く
・土日休みも取得できる場合はどのくらいの頻度で取得可能か記載する
・既婚者、子育て中の社員がいる場合、その事実を記載する
※家族行事にどのように参加しているか?子どもとの関わり方など具体例を
 追記するとさらにGOOD!

どんな社員が、どのように過ごしているかを、端的にキャッチに入れ込むことで「あぁ意外と働きやすいのね」「子どもがいても働けるもんなんだ」といった『安心感』を求職者へ沸かせることができます。

(3)の場合

採用ハードルをまずは下げていただけますと幸いでございます!
ターゲットは「若手かつ未経験者である」ことを前提に下記の文言を入れ込んでみましょう。

・育成前提の募集(教育環境が整い過ぎているぜ!とPR)
・将来の年収例を記載する(入社3年目、5年目、10年目など)
・〇〇ができればOK!
※例えば、パソコンの入力作業ができればOK!ボタンを押せればOK!といった表現で採用ハードルが低い点をアピールするとGOOD!

ちむ子は実際に職種名として「ボタンを押せればOK!製造スタッフ」「PC入力ができれば挑戦可能!デザイナー」といったハードル下げまくりの名前を採用したところ、応募数が2倍へ増えたり、無人駅が最寄り駅といった地方の企業に二桁以上の応募数を集めたことがあります。

(4)の場合

さ、下げてください…と言いたいところをグッと堪えて、修正アイデア出しに挑戦いたしましょう!

・〇〇の業務経験がある方を採用!(〇〇を具体的に記載する)
・前職給与を考慮 or 保証を記載する
・役職者として迎えることを記載する
・なぜその経験レベルの人がほしいのか企業の課題を記載する

「営業経験者」とざっくり記載している求人をよくお見かけしますが、本当に経験者しか採用できない場合、どんな業界でどんな業務を経験した人でないとダメなのか、詳細に記載しましょう。
例えば…「人材業界で新規開拓の業務経験がある人」といったイメージ!

加えて、経験者が同業界または同職種へ転職する場合は、現在の給与より少しでもアップすることを望んでいるため、前職給与を考慮または保証する旨を記載しましょう。「課長職として迎える」など、役職をメリットにするのも効果的だと思います。

そして、私が一番効果的だと感じたのは、会社の課題感をPRするという手法です。
過去にある製造会社から「取引先が求める品質のレベルが上がったから、品質管理の経験者が欲しい」と言われたことがありました。その際には「品質のレベルを向上する、という当社のミッションをあなたの力で叶えてください」と記載し、今は品質レベルが足りていないという点を素直にPRしたところ、地方の中小企業に約1ヵ月で40名ほどの応募が集まりました。

応募者の方々からも「品質を大切にしている会社だからこそ、収入が下がっても働きたいと思った」という嬉しい志望理由をいただきました。

ここまでのまとめ


B「集まりにくい」場合

…へ移りたいところですが、思ったより文字数が膨大になってしまったため、次の記事でご紹介したいと思います。記事がUPされましたら、こちらへURLを貼り付けさせていただきますね!

営業のお話(恐縮です)

ここまで読んで「いや、ちょっと、読みましたけども…ヘルプミー!!」と思われた方。現状の課題分析から、応募者を集めるための手法など、細かく丁寧にお伝えしますので、良ければ株式会社Team Makeへ、まずは無料相談のお問い合わせをいただければと思います!愛知県に本社を構えておりますが、関東から関西まで、エリア問わずご相談に乗っております。(いきなり営業感満載で大変申し訳ありません、社長に書いておけとの指示を貰ったものですから…)

★問い合わせ先:052-433-5787
★企業サイト:https://teammake.co.jp/

最後に…ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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